障害者を持つ家族の悩み体験談

 

 

障害を持つ家族の体験後(3回、もしくは1回4時間以上)の感想を書いて下さり、かつ掲示を了解して頂いたお客様には、千円のクオカードを贈呈致しますなお初回の場合も、匿名で掲載させていただく場合もあります。(内容の一部は、編集しております)。


 今の私が幸せなれないのは障害のある妹を助けていたから(その一) 30代女性    ゲシュタルト療法

以前に堀井さんのセッションを受け、両親との問題はほとんど解消されました。

今度は現在付き合っている彼との間の問題と、過去に付き合っていた元彼たちとの問題を解決してもらおうと思い、セッションをお願いしました。私は彼氏ができても、すぐに別れてしまうことが多くて、それを解消したいと思っています。恋愛の中で、比較されているという感覚に陥ると、見捨てられてしまうのでは、と不安になり、こちらから別れを切り出してしまうのです。

 

堀井さんより、現在の彼と喧嘩した時の無意識のパターンをクッションで表してみましょうと言われ、堀井さんと一緒に感覚を再現しながら、並べてみました。

 

比較されると怒りを覚え、思考が停止してしまうことがわかりました。そして、思考が働きだすと、見捨てられるという感覚になり、好きか嫌いかを試したり、こちらから別れを切り出したりという選択をすることがわかりました。これらの思考・行動パターンが今まで付き合った彼にすべて当てはまりました。また、怒りを感じても抑えてしまうのは、怒りを出すと嫌な父と同じになるので、怒りは出すまい、という信念があることに気が付きました。

 

(エンプティ・チェア技法を用いる)

 

セラピスト・堀井(以下・堀)  並べてみると、比較されるところに問題の原点があるように思いますが

私  そうですね。障害を持った妹と比較される。比較されても構わないけれど……

堀  けれど、何でしょうか

私  嫉妬していたし、ズルいと思った。幼少期から私も具合悪いことが多く、いつも病気になりた

   いと願っていたことを思い出しました

堀  そうだったんですね。では次に、障害者の障害に見立てたクッションを目の前に置いてみてく

   ださい。

 

私は、障害者の障害に見立てたクッションを間の前に置きました。

 

堀  二人称で、あなたがいると私は……の後に言葉を続けてください

私  あなたがいると私は、頑張っても何も手に入れられない。あなたが手に入れば、私も父からの

   暴力を受けないし、母からの愛情も手に入った。親に不平等だと言いたいけれど、不平等だっ

   て感じてないふりをしていた

堀  身体にどんな感覚を感じますか

私  怒りと嫉妬

堀  怒りと嫉妬をどう抑えていたんですか。怒りと嫉妬のクッションを出して、そのクッションを

   抑えながら言ってみてください

 

私は怒りと嫉妬のクッションを並べて、抑えながら言語化しました

 

私  あなたたちは、出ちゃだめよ。出ちゃったら、両親はすごく怒って、私を見捨てる

堀  ここで、怒りと嫉妬の感情を抑えると、見捨てられる感情が浮上してくるんですね

私  本当ですね。不思議な感じです。

堀  では、両親に対して、私はこうして、ずっと感情を抑えてきましたと言ってみてください

 

私は、両親のクッションを出しました。

 

私  私はこうして、ずっと感情を抑えてきました

堀  それを聞いて、両親はどうですか。

 

私は、両親に見立てたクッションの上に座りました

 

私  妹は、望んで障害を持って生まれてきたのではない。あなたは人間としての愛がない

堀  それを聞いてどうですか。

 

私は、元いたクッションに戻りました。

 

私  何も言えない

堀  障害に見立てたクッションに向って、「あなたに何も言えない」と言ってみてください

私  「あなたに何も言えない」。否定してもなくならないし、改善もしてくれない。私はあなたの

   前では無力。でも、あなたをうらやましいと思って生きていました

堀  では、両親は娘である妹をどうみていましたか

   

私は両親のクッションに移動して座りました

 

私  私たちはどうしたらいいかもわからない。お姉ちゃんは、妹の面倒を見て助けてほしい

堀  「あなたは、お姉ちゃんだから助けなければならない、私たちはどうしたらいいかわからな

   い」とくり返して言ってみてください

私  「あなたは、お姉ちゃんだから助けなければならない、私たちはどうしたらいいかわからな

    い」

 

 

堀  私になって答えてください

 

私は、自分のクッションに戻りました

 

私  私ばかり。私だってどうしたらいいかわからない。荷が重い。すごく逃げたい感じです

堀  私は、何から逃げたいのですか

  お姉ちゃんという責任から逃げたい

  それを両親に伝えて

私  私は、お姉ちゃんという責任から逃げたい

堀  では「責任」に見立てたクッションを置いてみてください。そして、「責任」に向かって、私

   はあなたから逃げたいと言ってみてください

 

私は、「責任」に見立てたクッションを目の前に置きました。

  

私  私は、あなたから逃げたい

堀  言ってみてどうですか

私  何も感じないです

掘  それでは、その「何も感じない」という感覚に見立てたクッションを置いて、座ってみてくだ

   さい

 

私は、「何も感じない」という感覚に見立てたクッションを置いて、座りました。

  

堀  ここに座るとどんな感じがしますか

私  責任は感じなくなるけど、無気力で、頭がフリーズします。気力なく、無感情になる。身体が

   重い。何だか、しゃべるのもツラくなってきました

堀  しゃべらないで、ただ感じ続けてみてください

 

 私は3分間ほど感じ続けました。

 

堀  親指と人差し指がこすり始めましたが、指は何と言っているのですか

私  ここにいたらダメだよ

堀  ここにい続けたら何が起こるのですか

私  前に進めなくなる。どうしょうもない。身体が重いですし……

堀  何も感じられないし、身体は重くて、気力ないのですね

私  そうです

堀  身体から、頭に伝えてください。あなたを感じさせなくするために、私は……の後に言葉を続

   けると、どうなりますか

私  あなたを感じさせなくするために、私は重たくさせて、気力を失わさせています

堀  それを聞いて頭は、どうですか

私  あなたが、肩代わりしてくれたんだね

堀  私を守るために、身体が肩代わりしてくれていたんだね、と言ってみてください

私  私を守るために、身体が肩代わりしてくれていたんだね

堀  それを聞いて、頭はどうですか

私  ありがとう。涙が出てきます。私を守っていてくれて本当にありがとう

堀  私の責任をあなたが肩代わりしてくれてありがとう、と言ってみてください

私  私の責任をあなたが肩代わりしてくれてありがとう

堀  身体はそれを聞いてどうですか

私  やっとわかってくれて、嬉しい。でもちょっと疲れた

堀  それ聞いて、頭はどうですか

私  ごめんね、今の私なら責任を引き受けられる

掘  それを言ってどうですか

私  楽になりました。鉛のような感覚から抜け出しました

堀  背筋が伸びましたね。伸びた姿勢は何と言っていますか

私  もう、大丈夫

堀  では、「責任」のクッションに向かって、あなたの事は引き受けますと言ってみてください

私  あなたの事は引き受けます。自信が湧いてきました。

堀  では、「責任」のクッションと、「何も感じない」という感覚のクッションを1つにして、そ

   の上に座ってみてください。そして、感じてみてください。どんな感覚を感じますか

私  一体感を感じます。とてもスッキリし、クリアになりました。

 

   そのニ に続く

今の私が幸せになれないのは、障害のある妹を助けていたから(その二)・ゲシュタルト体験談

 

【その一】の続き

 

エンプティ・チェア技法を用いている。

 

(セラピスト堀井・以下堀)  今、家族に対して言いたいことありますか

私  母に対して、「私はしっかりしていない」と伝えたかった

堀  それでは、母に伝えてみてください

私  私は、しっかりしていません。私だけ家族全員から、お姉ちゃんとしか呼ばれなかった。私は、弱い人間だし、責任を引き受けられる人間じゃありません。そのことをわかってほしかった。

堀  もしも、弱音をいったり、怒ったりしたら、家族はどうなると思ったのですか

私  見捨てられる気がした。だから家族の輪に入るために頑張っていた。

堀  では、母になって答えてみてください。

 

私は、母のクッションに座りました。

 

堀  娘の言葉を聞いてどうですか

私  わかってあげられなくて、ごめんなさい。余裕がなくて。しっかりしているとばかり思っていた

堀  あなたが、しっかりとしたお姉ちゃんでいてくれたおかげで、に続けて言葉を言ってください

私  あなたが、しっかりとしたお姉ちゃんでいてくれたおかげで、私たちを守ってくれていたんだね

堀  でも当時の私はどうでした

私  あまり深く見られなかった。弱い人間だった

堀  母の言葉を聞いて、どう思いますか

 

私は、自分のクッションに戻り、答えました

 

私  母は弱い人間だったよね。でも母はそのことに全く気づいてない

堀  母をどう感じていましたか

私  よくわからなかった

堀  自分のことがわからなかったのと同じように母もわかっていなかった、と言ってみてください

私  自分のことがわからなかったのと同じように母もわかっていなかった。本当のことを母は言わないし

堀  本当のことを言わないから、わからないことにしていた、と言ってみてください

私  本当のことを言わないから、わからないことにしていた

堀  だって、障害があることを責めてはいけないし、無理しても愛さなければいけないから、と言ってみてください

私  だって、障害があることを責めてはいけないし、無理しても愛さなければいけないから

堀  私たち家族は、障害があるので無理をしていた、と言ってみてください

私  私たち家族は、障害があるので無理をしていた。そうでした、私たち家族は振り回されていました

私  私たち家族には、障害があるので振り回されていた

堀  障害があったから、感情も抑えられたし、本当の親子関係ではいられなかった、と言ってみてください

私  そこは、言えません

堀  もし言っちゃったら何が起こるのですか

私  人として言っちゃいけない

 

私は涙を流しました。

 

堀  涙がしゃべれるとしたら、何と言いたいですか

私  人として認めてほしい

堀  誰に言いたいですか

私  自分に対して

堀  それでは、言ってみてください

私  私は、どうしょうもない自分でも人間であることには変わりがないから、そのことを認めてほしい

 

私は、もう一人の自分に見立てたクッションを置き、そこに座って答えました

 

私  もう大丈夫だよ。今まで認められなくてごめんね

堀  もう一人の自分から、その言葉を聞いてどうですか。

 

私は、また自分のクッションに戻りました

 

私  嬉しいです。私は、自分が自分自身をずっと認めていなかったんだな、と思います

堀  私は、妹を守るために、自分を認めてこなかったと言ってみてください

私  私は、妹を守るために、あなたを認めてこなかった。本当にそうだったなぁと思います

堀  もう、お姉ちゃんというレッテルで生きないし、人間らしくない自分も認めると言ってみてください

私  もう、お姉ちゃんというレッテルで生きないし、人間らしくない自分も認める

堀  もし、人間らしくない部分をだしたら、どうなると想像しますか

私  嫌われる

堀  では、もう一人の自分に聞いてみてください

 

私は再びもう一人の自分になって答えました

 

私  あなたを嫌わないよ。だって誰もが持っているものだし、あなただけではないから

堀  それを聞いてどうですか

私  安心した。泣けてきます。

堀  私は、人間じゃない面を持っている自分です。私は邪悪な存在ですと言ってみてください

私  私は、人間じゃない面を持っている自分です。私は邪悪な存在です。

堀  では、邪悪な自分のクッションを出してみてください

 

私は邪悪な自分に見立てたクッションを出しました

 

堀  私はどんな存在でしたか

私  いつも追いやられて、無いものとされてきた。家族なんてなくなればいいし、自分は死んでもいいし、世界も滅亡すればいい。あなたは、私を認めないから、スキがあれば出てきて、あなたを幸せにはさせない

堀  それを聞いてどうですか

 

 私は元にいた、自分のクッションに戻りました。

 

私  あなたがいることはわかっていたけど、怖かったし、いい子でいたかった

堀  私はいい子でいたかったから、あなたの存在を……に言葉を続けて

私  私はいい子でいたかったから、あなたの存在を人目に触れないように隠していた

堀  もし、あなたを出したら私はどうなっていましたか

私  妹や家族を守れなかった

堀  あなたがいたおかげで

私  辛い状況でも、前に進んでこれた

堀  でも、今のあなだたったら

私  もう守る必要はないし、自由でいい。

堀  言ってみてどうですか

私  スッキリ、力が抜けた

堀  邪悪な自分は、それを聞いてどうですか

 

私は、邪悪な自分のクッションに座り、答えました

 

私  今までは、あなたの事を苦しめたけど、今あなたが認めてくれたので、もう悪さをしない

堀  それを聞いてどうですか

私  よかった。邪悪な自分も受け入れられました。なんだか不思議と力が出てきます。   嫉妬や怒りを出してもいいんだなあと思えます。

堀  では、障害のクッションに向かって、あなたがいたから嫉妬も怒りを出せなかったと言ってみてください

私  あなたがいたから嫉妬も怒りを出せなかった。本当の気持をいつも隠さなければいけなかったし、それが自分であることを認めてはいけないと思い込まされてきた。邪悪な自分はないことにしていたし、両親にも本当のことを言えなかったし、なんか妹はめんどくさい存在だった。

堀  ひとことで、あなたの存在は

私  諸悪の根源です

堀  私が幸せになれないのは、全てあなたがいたせいだ、と言ってみてください

私  私が幸せになれないのは、全てあなたがいたせいだ

堀  言ってみてどうですか

私  心を隠すために偽善者になっちゃったんですね。抑圧をされていたんだなあって思います

堀  あなたが、私の抑圧の原因だった、と言ってみてください

私  あなたが、私の抑圧の原因だった。ホントそうです。

堀  私はあなたに怯えていたし、暴力的なお父さん以上に恐怖だった

私  私は怯えていたし、暴力的なお父さん以上に恐怖だった。実感します。

堀  だって、私のすべての感情を抑圧しないと妹と暮らしていけなかったからと、言ってみてください

私  だって、私のすべての感情を閉じ込めちゃったから

堀  自分の負の感情は、父の暴言より、あなたのパワーの方が大きかったと言ってみてください

私  自分の負の感情は、父より、巨大だった

堀  だって、あなたのせいで、私は見捨てられちゃうと思ったから

私  だって、あなたのせいで、私は見捨てられちゃうと思ったから。うん。それが一番の恐怖だった。

堀  まるであなたは、どんな存在だったんですか

私  アンタッチャブル。触ったら爆発する。

堀  では、今度は障害のある妹になってみてください

 

私は、妹に見立てたクッションを置き、そこに座りました

 

堀  それを聞いてどうですか

私  私自身はあなたに、何かしたわけではないし、私はいるだけ。私は何かをしたわけではないよ

堀  あなたが勝手に反応しているだけ、と言ってみてください

私  あなたが勝手に反応しているだけ

堀  もし、あなたが私と対等に付き合ってくれたとしたら、私はどうなったでしょう

私  私は別に変わらない。あなたがどうでも私には関係ない、あなたが勝手にそう思っているだけ……

堀  ではご自身に戻って、それに答えてみてください

 

私は自分のクッションに戻りました。

 

私  ふーん。怖くも、怯える必要もなかったんだね。ただ障害としているだけだったんだね。私が勝手に怯えていたんた。そうだったんだ!

堀  見捨てられるとまで、思ったのはどう感じますか

私  昔は怖かったと思ったから必要としたけど、今は怖くないとわかったので、そんな感情は私には必要ありません。

堀  言ってみてどう感じますか

私  とても穏やかな気分です

堀  自分が怖いと感じ、見捨てられると想像したんですね

私  そうですね。私が創り出しました。ブラックホールのように

堀  足先が動いていますが、足先はなんて言って動いていますか

私  楽ちんでいい感じ、笑えてきます。ルンルンな気分です

堀  一番初めに並べた無意識のパターンは、どう感じますか

私  私は、めんどくさいことをしてきたなあと思います。わざわざ苦労を作り出していたんだなあと実感します。

 

そのセッションを終え、見捨てられる感覚はなくなり、比較されることの恐れもありません。幸せは、シンプルなんですね。

 

 

 

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